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コジ記

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BAR KUGEL(クーゲル) / 京都 四条祇園

BAR KUGEL(クーゲル) / 京都 四条祇園

クーゲル201412 (3)

年末の遅めの時間。
終電の時間を気にしながらもう一杯飲みたい。

現実との世界とを分けるアプローチ。
この通路を通るのは二回目。


前回このBARへシャンパンを飲みにきたのは、五年以上前だったかな?
慣れない京都でBAR巡りをしていて、シャンパンの面白さに触れれた事を思い出します。
その時は数種類のシャンパンがグラスで用意されていた。

高い天井にはシャンデリア。
そして、重厚な造りの店内。
カウンターは、ほぼ満席で、着物のマダムや仕立てのよいジャケットを着た紳士、芸子さんなど、先生と呼ばれているお客さんばかりで、20代だった私は完全に浮いた存在だった。

そんな中でオーナーさんが、二杯目に三種類ほどの中から選択させてくれて、選んだのが「ジャン・ポール・ドゥヴィル・ブリュットの1989」だった。
10年ほど寝かせていたヴィンテージ。
蜂蜜を感じ、ヴァニラの香りのシャンパンに、うっとりした。
ドライでキレのあるシャンパンとは正反対で、当時ウイスキーばかり飲んでいたので、マッタリとした感じがシックリきた。
こういうシャンパンも存在するんだと驚いた記憶がある。

最後にお会計をして、さらに驚いた。
高い料金は覚悟していたが、かなりお手頃価格だった。

オーナーに話を聞いたら、このBARはシャンパンBARなので、グラスでも手頃に出せるとのことでした。

気にいって、何度か行ったけど、満席で入れない事があったりして、足が遠のいていました。




クーゲル201412 (8)

店に入ると、予想とは裏腹に誰もいない。
ラッキー!

黒いカウンターを独り占めw




クーゲル201412 (4)

やっぱり、シャンパン。

繊細な泡。
すっきりとした酸。
ドライでミネラリー。

グラスもエレガントに見えてしまう。




クーゲル201412 (6)

ブラン・ド・ブラン・ブリュット
ペウ・ジモネ

どうやら、有名なグランクリュの畑らしく、クリュッグがピノ・ノワールを買い付けするみたい。




クーゲル201412 (5)

ドライフルーツをつまみながら、ゆったりした時間が流れる。



色々と話を伺うと、京都で手広くやっているKグループやったんですね。




クーゲル201412 (7)

左右の壁は鏡張りになっている。
えべっさんの笹が目に入った。

この店には、似合わない風景ですが商売繁盛w
どうやら、祇園にゑびす神社があるみたいですね。
毎年、お参りに行ってるみたいです。
東映の女優さんが福笹の授与をされたり、舞妓さんの福笹と福餅の授与があったりして楽しそう。




クーゲル201412 (1)

シャンパンおかわり。

グラスのシャンパンを選ばせてもらえるのは贅沢。
「ドラモット」のブラン・ド・ブラン
さっきのもブラン・ド・ブランだったし、シャルドネの純白のイメージだが、こちらは少し全体的にこってりした味わい。




クーゲル201412 (9)

美しいグラス達。

聞くと、オールドグラスみたい。





そんな中に気になるグラスを発見。

クーゲル201412 (2)

あら素敵♡

ルブタンとバカラのコラボのシャンパングラス。

本物のん履いてる人を見かけると、ついつい目が追ってしまう美しさ。
ルブタン大好き♡



さすがに、このグラスで飲んだ人はいないみたいw
ハイヒールのグラスは、背徳感が味わえるかもねw



京都でシャンパン飲むならクーゲルやね。
京シャンクーゲル。





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  1. 2015/01/28(水) 23:56:43|
  2. BAR
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立ち飲み 庶民 / 京都 四条大宮

立ち飲み 庶民 / 京都 四条大宮

庶民201412 (1)

京都って立ち飲み屋が少ないですよね。
立ち飲み屋があっても、大阪や兵庫のように安くなくて、飲んで食べてたら、そこそこの請求額になってしまう。
そんな中で京都の立ち飲み屋の常連客がいう。「京都は立ち飲み不毛地帯」とねw

そんな京都の四条大宮駅近くにある比較的新しい立ち飲み屋。
オープン当初に、雑誌に掲載されていたのを覚えていて、行きたいと思っていた。
でもね。なかなか、京都に行く機会がないのと、四条大宮という地域に行ったことがないから、なかなか来れませんでした。

今回、ご縁があって突撃!




庶民201412 (9)

店の外から、凄まじい客の熱気が伝わってくる。
入れるかどうか心配したけど、一人だったので、なんとか潜り込めた。

京都らしい細長い鰻の寝床に、長〜いカンウター。

1平米に三〜四人程の人口密度に感じるぐらい窮屈な空間。



何も見ずにビールを註文する。
なんと生ビールが250円。

どれもこれも、手頃なメニューで100円〜200円が多くて、高くても300円や刺身盛りが500円。
王道の物からから、日替わりもあるみたいだ。
ビールを片手にスタッフさんにオススメを聞きながら、何を食べるか考える。




庶民201412 (2)

「刺身の盛り合わせ」

最初に見て驚いた!
ボリュームがかなり多い!
本マグロ、サーモン、しめ鯖。切りたての角が立った刺身類の一切れのポーションが、かなり大きくて肉厚!

どれも、立ち飲みのレベルだと大満足の刺身達。
どのネタもステーキを食べているぐらいのボリューム。

鮪も良いし、しめ鯖もイイね!

これで500円だから驚きだ。



一人だと、他の食べるアテの量を調節しなければならない。
コレだけで結構満腹になる。




庶民201412 (3)

「熱燗」にシフト。
月桂冠250円



隣との距離が近いと、両隣の人と自然と会話になります。
どうやら皆さん、地元の方々みたいです。

兵庫県から来たと伝えると、びっくりしはります。
京都駅から新快速で40分も乗れば兵庫県にインするから、以外と近いんすけどね。




庶民201412 (4)

「釜揚げしらす」

熱燗とシラスで、たっぷり楽しめる!



この店は、常連さんだらけ。
週三回の人も居れば、週に五回の人もいる。




庶民201412 (5)

「ウイスキー水割り」

サクッと帰ろうと思ってたけど、常連さんと話をしていたら、長居になってしまう。

もう、4軒目を諦めたw

飲むぞ。




庶民201412 (6)

「穴子」

一本が300円。
値段を考えると満足。



また、違う常連さんが隣にやってきた。
どうやら二軒目らしい。

店に入るのに、少し列んだみたい。

どんな、立ち飲みやねんw!

普通は、人がいっぱいやったら、次ってなるけど、それが出来ない土地柄なんやろね。

他に立ち飲みが無い!



30代〜60代の客がひしめき合う。
こうなると年齢は関係なくなる。
それぞれの経験値や歴史が物をいう。
立ち飲み。酒。という共通の事で、距離が近くなる。

この距離感が近いのが良いのかもしれない。
人と人との距離が近くなると、自然と会話も近くなる。

皆が、仕事やプライベートを抱えながら、それを話すことなく楽しい時間を過ごす。

コレが、立ち飲みの良さ。




庶民201412 (7)

「湯豆腐」

その常連さんにオススメされた、湯豆腐。

昆布と鰹でちゃんと出汁をとっている。

忙しいのに手頃ながら、憎めないええ仕事をしています。

他にも隠れメニューなんかもあって、色々教えてくれた。

京都って余所者に冷たいイメージやったけど、親切で良かった。




庶民201412 (8)

今では四条河原町まで電車が通っているけど、昔は四条大宮が終点で、この界隈はドヤ街やったらしい。

昔の名残を残している店も、まだ残っているみたい。

地元の人間が集う店は、ええもんです。

知らなかった文化に触れられるし、街の良さも悪さも知ってはる。

立ち飲みも街も人が作るんやなぁ〜って、しみじみ思った。




庶民201412 (10)

この店のオーナーは、30歳代の中ば。

利益が、心配になるぐらい安くて旨い物を提供してくれる。

京都という土地柄で勝負を掛けた凄いセンスです。

京都立ち飲み無毛地帯。
サッと入って、サッと飲んで、サッと帰るの真逆w
常連さんが列んで入って、ゆっくり飲んで、のんびり帰る。

京都府民の憩いの場です。
コレは、独自の立ち飲み文化じゃないでしょうか?



サクッと帰ろうと思ってたけど結局、三時間以上居てもた。
それやのに、結構飲んだお会計が2000円代と親切な価格。

そりゃ人が、絶えずくるわ。

人気店なのもうなずけるね。



後日、夜の二軒目に寄ったら二人列んでたから、諦めました。
やっぱり、立ち飲みは列んで行くもんとちゃいますw

面白い店やから、何度かリピートしたいもんです。





  1. 2015/01/26(月) 22:54:03|
  2. 立ち飲み
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御料理 光安 / 京都 上京区

御料理 光安 / 京都 上京区

光安201412 (3)

2015年のミシュランに二つ星として新しく掲載されましたね。
行ったのは昨年の12月なんですが、予約をしたのはミシュランの発売前だったので、比較的とりやすかったんですが、今はどうなんでしょうか?

さっき、食べログを見たら、前に行った「樋渡」さんにしても今回の「光安」さんにしても、ミシュラン掲載後にドンッ!!とポイントが急上昇wサイトでポイントの調整をしているのでしょうか?アテになりませんねw

自分の舌に合う店を探すべく、まだまだ旅は続きます。




光安201412 (2)

JRの二条城の駅から歩くと遠そうだったので、タクシーでピュー。

京都のバスは、移動するのにビックリするぐらい時間がかかる時があるから、最近は電車移動が多いです。
大渋滞は春と秋の二回だけかな?



細目の路地の住宅街に、落ち着いた雰囲気の店。



予約の名前を告げると、本日はコジさんの予約がありません!キリッ
目の前が真っ白になりましたw
予約したはずだから確認してきてほしいと伝えると、名前がありました。
背骨を抜かれるぐらい驚きましたw

この店は昼、夜と二組しか予約を取っておらず、当日の二組の名前を覚えていないのは、おもてなしとして どやさ?と思う。

若造が間違えて入って来たとでも思ったんですかね?
貫禄がほしいものですw




光安201412 (1)

移動される前の店と同じような作りになっています。
店に入り左手の障子戸を開けて入り、奥の部屋へ。

作りも同じように客間がニ部屋で、奥に箱庭。
前と違うのは、奥のトイレまで廊下があるから、手前のお客さんが奥のトイレまで気兼ねなく行ける。
前の造りだと廊下が無かったので、便利になっている。

前の「光安」さんの店舗は「樋渡」さんが居抜きで営業されているので、最近「樋渡」さんに行ったので、同じような造りなので面白いです。




光安201412 (4)

スタート!




光安201412 (6)

「聖護院かぶらのすり流し」

冬の京都は、よう冷えます。
熱々のすり流しは、滑らかで とろっとろで優しい味付け。
柚子の香りが、全体を引き締める。

綺麗なすり流しで丁寧な仕事。

身体が温まり、気が緩む、




光安201412 (7)

酒器を選べるので、盃を選ぶ。

お猪口よりも盃の口当たりが好き。




光安201412 (8)

熱燗!

熱燗は一種類しか用意してないみたい




光安201412 (9)

「能登の寒ブリ」

皮目を炙った寒ブリ
しっとりとした脂の甘味

豊かなコクの醤油のジュレ

細かくおろされた香味大根が、ブリの脂をサラリと流す。




光安201412 (10)

熱燗おかわりください。




光安201412 (11)

「野菜の揚げ物」
海老芋、紅芯大根、安納芋、金時人参、しめじ

素揚げや天ぷらにして、野菜の風味、甘味、苦味を最大限に引き出す。
良い素材は、シンプルに味わうのが一番なのかもね。




光安201412 (12)

柑橘系の口直しと思いきや



光安201412 (13)

「卵黄の味噌漬け」

お出汁のジュレに泳ぐ卵黄。
ねっとりと濃厚で、卵黄の甘味とお出汁のジュレのコントラストが、日本酒をさらう。

最初は、上品に食べてたけど・・・
まぜちゃえ、まぜちゃえw




光安201412 (14)

熱燗おかわりください。

徳利は、弁慶と牛若丸。




光安201412 (15)

「のどぐろの木の芽焼き」

綺麗な脂と ふっくらとした身。
やはり白身とは思えない旨味!




光安201412 (16)

蓋からの




光安201412 (17)

「白味噌、蕎麦がき」

甘い白味噌は、京都ならでは。
熱で柔らかくなった蕎麦がきの風味が引き立つ。




光安201412 (18)

「土鍋」

どんなご飯が入っているか楽しみな瞬間!





ジャーン♪♪

光安201412 (19)

「香住の蟹、蟹味噌」

蟹味噌の香りが、フワっと部屋に広がる。
自然と笑顔になる。




素敵すぎる土鍋ご飯!



光安201412 (20)

ほぐして、お茶碗によそってもろて




光安201412 (21)

あ〜幸せ♡



蟹肉が甘い!
そして、蟹味噌の風味とお出汁を含んだ御飯が、見事に融合。

上品な味付けが多かったけど、今日一番のインパクト!



〆でまた徳利が欲しくなるw




光安201412 (22)

漬物は酒のアテ。

蟹ご飯をお代わりして完食!




光安201412 (24)

素敵な茶器。

紺、金、朱の色が見事。




光安201412 (25)

「蜜柑の葛湯」

とろりとした濃厚な蜜柑の葛湯
糖度が高いけど、程よい酸味が舌を引き締める。

こういうデザートも面白い。
やっぱり、本葛はええね。



ホッとする。




光安201412 (23)

綺麗に手入れされた庭。



丁寧な仕事です。

料理はシンプルで単調ですが、上質な地野菜や近海の魚を使って作られており、京都らしさを堪能できました。





  1. 2015/01/22(木) 23:45:45|
  2. 和食
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新どおぞの / 大阪 北新地

新どおぞの / 大阪 北新地

新どおぞの201412 (2)

北新地の とあるBARで、油ばっかり売ってるエリート営業マンの兄貴と偶然の再開。



宝くじと有馬記念で大金が入ったら、70万円で豪華ディナーと高いワインを飲もうと妄想の楽しい時間。

京都では、一人20万円の食事処があるらしい。
凄い世界だ。



終電も近づき、油ばっかり売ってるエリート営業マンの兄貴と とあるBARを出た。

駅に向かうと思いきや、兄貴が言う。
「腹減った」

タクシーの方向が一緒なので、相乗りで帰りましょうと提案される。



ハイ!何処でも、付いて行きますよ!

兄貴は鯨を食べて、〆を食べてないらしい。
もう、すでに日本酒をかなり飲んでいるみたいだ。

どうやら〆を食べに鯨屋に行きたいみたい。

連れられた先は、「新どおぞの」



たしか、友人のオススメで年明けに行こうと約束をしていた「どおぞの」の支店。
先に行ってるごめんなさいと思いながら、支店やしね・・・
と言い聞かせて入店。



店に入ると店員さんが、忘れ物ですか?と出てきた。
そりゃ、二度目だとそうなりますよねw




新どおぞの201412 (3)

コースやアラカルトがあるみたいやけど、俺は焼肉の後で結構満腹。

註文は、常連の兄貴に任せておけば間違いないでしょ。
って、兄貴えらい酔ってますけどw

「刺身の盛り合わせ」

右上から時計回りに赤身、さえずり、皮、かのこ
今回はミンククジラ。
ナガス鯨を食べたいと伝えると、年に数回しか入荷しないとのこと。

赤身は、馬肉の刺身を思わせるような質感でしっかりと しなやか歯ごたえと 綺麗な旨味を兼ね備えている。
鯨の赤身の肉は、様々な要素を含んでいてハイブリッドな肉質!

さえずりは、そこそこ。

皮の滑らかさと溶け出す旨味がたまらん!!
なんじゃ!?この旨さ!!
コレぞ鯨の醍醐味!!

かのこ の肉と脂のコントラストの美しいこと!
肉の旨味と脂の甘味を同時に楽しめる。
コレも鯨の醍醐味。

好みは、皮と かのこ!



親父の従兄弟の婿さんが和歌山でマグロ関係の仕事に携わっていて、普段からマグロ事情を教えてもらっている。何年か前に和歌山で新鮮な鯨を食べさせてもらえた時の感動に近い、鯨の良さが感じれた。
むしろ大阪で、ここまでよ鯨が食べれる事に驚いた。
鯨は熟成させるよりも新鮮な方が旨いのかな?
どやさ?



くじら。
哺乳類は、魚というよりも肉と表現するのが正しいのではないかと思ってしまう食感とコクのある肉質。

やはり肉に分類されると思ってしまう。



鯨の味を知らない若い世代は勿論の事、鯨は臭くて硬い言っている年配の人に是非食べてもらいたいレベル。



新どおぞの201412 (4)

「おばけ」

兄貴が一番の大好物。

みずみずしい!
艶やかな触感が素晴らしい!

スーパーの店頭に並んでいる物とは雲泥の差。
やはり北新地の専門店ともなればレベルが違います。




新どおぞの201412 (5)

「お鍋」

2人とも満腹なので一人前での註文にも応えてくださりました。
さすが常連さんです。

美しい肉質にウットリ♥︎




新どおぞの201412 (6)

上質な鯨の脂が黄金の出汁に溶け出す。

生唾をゴクリと飲みながら溶け出すのを待つ。

全て、スタッフさんがやってくれるので楽チンw




新どおぞの201412 (7)

出汁!!!!

なんじゃ!?
この旨味と深み!!

薄味と思いきや、コクと旨味のスパイラル!

黄金に輝く美しい出汁。
喉を通り、スーっと、身体に染み込んでくるのがわかる。
その過程が複雑に幾重にも深い旨味が交錯する。

黄金の出汁と 海のミネラルを含んだ鯨の肉と脂の旨味がそうさせたのだ。

火が通った肉が旨いのは当たり前。
お出汁が、かなり旨い!

お出汁を楽しむ為に、この鍋はあるのかもしれない。




新どおぞの201412 (9)

鯨の脂が溶けでた出汁で水菜と豆腐。
なんとも、お上品です。

水菜がハリハリ言う音からハリハリ鍋となったとか。




新どおぞの201412 (8)

「塩雲丹」

酒がドンドンすすむ。




新どおぞの201412 (10)

かのこのお代わり。

脂と肉の旨味で、お出汁を作りましょか〜




新どおぞの201412 (11)

しゃぶしゃぶ〜



ええ肉質と脂が、どんどん溶けてく〜

溶けてく〜

溶けてく〜




新どおぞの201412 (12)

〆の「雑炊」

あかん!
旨すぎる!

なんやコノ雑炊は!



夢中でペロリのお代わり!



アレ!?
兄貴、全然食べてませんやん!
兄貴の分もペロリw



鯨てw
って言ってる人に食べてもらいたいですね。
肉は上質の物を食べると虜になってしまう。
食べるとわかる良さがある。



ホンマに旨かった!

兄貴!
いつもご馳走様です!



そして、年末の北新地。
タクシーが掴まれへんw

タクシーの穴場を何とか見つけて帰宅。



年明けの「どおぞの」が楽しみです♥︎








  1. 2015/01/21(水) 22:43:12|
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博多豚骨ラーメン 一福 / 大阪 宗右衛門町

博多豚骨ラーメン 一福 / 大阪 宗右衛門町

一福 (3)

飲んだ後の〆の一杯。

朝までやっているから、かなり便利です。

酔っ払うと夜中のラーメンって旨いもんです。
酔ってないと制御できるんですけどねw

スイッチ入ると行ってまえってなる。

そして、食べたツケが腹回りにくる。
飲み屋でのツケは、しないようにしてるけど、腹回りのツケは夜中にしてしまう・・・




一福 (4)

シンプルなヴィジュアルで綺麗。

無駄がないね。



酔っ払っていて、あんまり覚えてないけど、麺の太さと硬さを選んだ気がする。
細麺をバリカタで註文したはず。




一福 (5)

スープは香りが良く、スッキリとしていて綺麗。
飲むと、少しの獣を感じるが、この個性はわずかに出しているのだろうか?
これぐらいの獣の癖は、個性と思う。

人間も少しぐらい癖がある人間の方が面白い。


チャーシューは薄切りで味もライトで好きなタイプ。




一福 (6)

箸で一口分を持ち上げて、スープに浸して、一気に啜る。



この時の快感がたまらん。



少し獣を感じるスープと細い麺と絡む。

そう考えるとエロい♥︎




一福 (7)

癖を楽しむために、替え玉をしてしまう・・・

夜中だとわかっているのに替え玉を註文して
しまう・・・



腹回りにツケがくる・・・

旨いからヤメラレナイ。




一福 (2)

紅生姜を少し入れてサッパリさせて、ズバッと一気に啜る!



隣の女性は、ラーメンとビールを楽しんでいる。
ラーメンをアテにビールとは、面白い。

しかもかなりのスローペース。
ベトナムでフォーを食べてるぐらいのスローペース。

スープも冷めようが、麺が伸びようがお構いなしのスローペース。
ラーメンを食べている姿が、優雅に食べているようにさえ思えてきた。

そして、ビールのお代わり。
なんかわからへんけど、かっこよく見えてきた。

こりゃ、一癖ある食べ方だ。。。



ラーメンは、熱いうちにバリカタで食べた方が旨いはずという固定概念が普通の人間の考え方。



「一癖あるかっこいい人間になりたい。」

夜中に普通にラーメン食べて、普通に替え玉をしている、普通の酔っ払いの人間の戯言である。






  1. 2015/01/20(火) 19:43:36|
  2. ラーメン
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とあるイタリアン / 某所

とあるイタリアン / 某所

ヴィネリヤ ジャンニ201410 (4)

チャオ!

最近お気に入りのイタリアン。
ネットでは、話題にならないけど、人気で結構な人の入り具合。

味なんてのは、人それぞれ好みの問題です。
舌ってのは、生活する上で重要な要素。
関西人からしたら醤油辛い料理は苦手だったり、関東や東北なんかの人は、それで満足したり、慣れ親しんだ味に触れると昔を思い出したりします。
食えりゃええやんってのも一つの考え方。

信頼のおける人の良かったって情報は大好物。
そこへ行くと旨いものが食べれる。

ガツンと旨いイタリアンが食べたい!




ジャンニ201412 (3)

シャンパンがグラスであったりするのもイイね!




ジャンニ201412 (4)

「野菜マリネの盛り合わせ」

大根の葉をソーセージの煮汁で炊いていたり

ポテサラじゃがいもをビーツで色付けしていたり

人参はアンチョビと和えたり

クスクスやレンズ豆など、酸味と塩味のバランスが好み。

塩をバシッと効かせてあるけど塩辛くない。

シンプルに旨味が伝わる。



他の料理に使う食材を無駄なく使用している。
イタリアの家庭料理。




ジャンニ201412 (6)

飲みたいワインに合わせて、パスタを出してくれた。

「牡蠣とヤリイカのパスタ」

旨い!

坂越の牡蠣は小ぶりで、風味が豊かでミネラリー
リングイネはアルデンテで芯が絶妙の硬さ。

塩がしっかり効いていて、レモンの酸味が全体を引き締めてあり、
イタリアンパセリの風味で華やぐ。

最後は勿論、バケットを浸してスープを楽しむ。




ジャンニ201412 (9)

「お魚いろいろトマト煮」

あんこう、タコ、イカ、ムール貝などなどのトマトベースのスープ

アンコウでとった出汁が、かなり旨味を含んでいる。
そのスープが、タコ、イカ、ムール貝に染み込んでいて、旨味がジュワ〜っと にじみ出てくる。

しかも、どの食材も上質でタコがかなり旨かった!




ジャンニ201412 (11)

「自家製ソーセージの豆煮込み」

メインをどうしようか悩んで、豆煮込みって文字で食べたくなった。

シンプルに塩ベースの豆煮込み。
ソーセージの茹で汁で煮込まれているけど、少し食感が残る煮具合。
もう少し煮込ませてある方が断然好みかな。

肉の旨味を含んだ豆を楽しみにしていたけど、この料理は自家製ソーセージがメイン。

ソーセージに旨味が凝縮されていて、夢中で肉に食らいついた。
肉で豆を食べる!




ジャンニ201412 (5)

アルザスの白



ジャンニ201412 (7)

ブルゴーニュの白



ジャンニ201412 (8)

ブルゴーニュのロゼ



ジャンニ201412 (10)

ローヌの赤

グラスワインも多種類揃えているけど、ほとんどフランスワインなのが面白い!
シェフいわく、好きなワインを揃えているみたい。

この辺の考え方がイタリアっぽくてイイね!




ジャンニ201412 (12)

グラッパをサービスしてもらってご機嫌さん。



シェフに新しく出来た良さげなワインショップも紹介してもらえたし、大満足のディナー。

「イタリアンはガツンと旨い」が合言葉。





  1. 2015/01/19(月) 19:55:13|
  2. イタリアン
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アルハンブラ / 尼崎 塚口

アルハンブラ / 尼崎 塚口

アルハンブラ (5)

塚口の「アルハンブラ」さん
アルハンブラと聞くとヴァンクリのアクセサリーやスペインを思い浮かべるけど、ここは洋食屋さん。

阪急塚口は、洋食屋って少ないんですよね。
そんな場所で、ちょいと洋食が食べたい時に、週末にもやってるんで便利です。

しかも店の西側に専用の駐車場があるのがいいですね。



洋食屋の定番のメニューがならぶ。
ハンバーグやカキフライなんかがそそられる。

本日のおすすめってのが「カキフライとポークソテー」
なんとメイン料理が2品も楽しめる!

定番よりも少しお手頃でお得感があるし、それにしよう。




アルハンブラ (1)

「スープ」

トウモロコシのポタージュ

ちゃんとしたコーンポタージュって久々に飲んだ気がする。
最近の洋食店は、変わり種ポタージュやコンソメ系が多いのか、ド定番のコーンポタージュは、ある意味新鮮でした。




アルハンブラ (2)

「カキフライ」

大ぶりの牡蠣フライが四個。
きっと、カキフライだけのメニューだと倍以上は入っているだろう。

細かい衣がサクッと揚がっている。
牡蠣も風味も良好。

サラダを註文するか悩んだけど、サラダ要らずの野菜の量w



ポークソテーは、後から来るみたい。



アルハンブラ (3)

ポークソテーがきた!
もう一皿のメイン状態w

スープ、カキフライ、ポークソテー、ライスと圧巻のボリューム!

こりゃ、ビールで満腹になって、最後まで食べれなくなるパターン。

いや、ホンマに凄いボリュームですわ。




アルハンブラ (4)

「ポークソテー」

デミグラスソースが、たっぷりと掛かっている。
ソースとのバランスも良く、肉が薄くないのに柔らかくて旨い!



結局、ビールの中瓶も飲んで、満腹で限界の腹パンになってしまった。
正月太りまっしぐらですわw



大道の洋食屋。
無難で満足度が高いです。

阪急塚口の洋食屋はアルハンブラがええ感じ。






  1. 2015/01/16(金) 19:19:36|
  2. 洋食
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大番 / 大阪 北新地

大番 / 大阪 北新地

番屋2014 (18)

北新地の老舗焼肉、第二弾

第一弾は「さつま」、そして第二弾は「大番」
どっちも老舗にふさわしい店名です。

どうしても、焼肉を食べたい気分。

当日に予約の電話をしたら、ギリギリいけたみたい。

1人で焼肉♡
1人だと店に潜入しやすいから便利。



番屋2014 (1)

L字のカウンターには、サラリーマンがびっしり。
全員常連さんだ。

ガスコンロから、美味しい匂いの煙がモグモグと立ち昇っている。
まさに、古き良き昭和の焼肉屋さんの雰囲気だ。

上着をかけるハンガーにはビニールシートがかかっていて、匂いが付くのを防止せてくれる。
しかし、服や髪には美味しい香りが容赦無く付いてしまう。
それはそれで、昭和の焼肉屋のええとこです。



老舗と思ってたけど、結構若い人が立っています。



生ビールは、北新地サイズ。
きめ細かな泡。





番屋2014 (2)

キムチの盛り合わせ。

山芋が食感も良く、ねっとりで辛さのバランスが良い。
コレ、オススメ!




番屋2014 (3)

タレは甘めでコクもあり、好みのタイプ。




番屋2014 (4)

焼いている間に大活躍のキャベツ。




番屋2014 (5)

ハラミとテッチャンが大好物。
このホルモン2品があれば満足。

分厚いタンが有名やけど、1人なので食べるのが大変なので今度にしよう。
いや、次も1人ならハーフでお願いしてみよう。




番屋2014 (8)

「ハラミ」

阪急電車のように上品な小豆色の肉と、ベージュ色の脂とのコントラストが素敵。





番屋2014 (7)

「テッチャン」

眩しい白。
程よく綺麗なテッチャン。




番屋2014 (9)

老舗ならではのガスコンロで煙はもくもく。

じっくりと表面を焼き焼き。

ジューっと音をあげたかと思うと、脂がどんどん溶け出してくる。




番屋2014 (14)

ひっくり返すと、ジュージューと音をあげる。
肉に付いた鉄板の焦げ目も旨そうに見える。



そろそろかな〜

じらすな〜

ヨダレが〜




番屋2014 (13)

ハラミの1番旨い食べ方。

つけタレに浸して、ご飯の上へ。
ハラミの脂とタレの甘味が、白いご飯に溶けだす。


やっぱり、ご飯と食べるのが1番旨い!




番屋2014 (10)

「テッチャン」

プリプリのテッチャンもタレを絡めて食べる。
じゅわ〜っと広がる甘味にノックアウト。




番屋2014 (15)

「ウルテ」

包丁が細かく綺麗に入れられている。
美しい仕事ぶり。




番屋2014 (16)

紋甲イカのように肉厚なウルテ。
焼いて身が反ると華が開く。

しっかりコリコリの食感。




番屋2014 (17)

「ツラミ」

厚めにカットされている。
食感がコリコリで旨味タップリ!

薄いツラミしか食べたことなかったから新感覚。
ツラミは薄い方が好きかな。



カットしている肉が見える場所に座っていたので、さばいている姿が見える。
赤身の肉が良さそうに見えた。

もしかしたら、赤身の方が美味しそうともさえ思えてきた。
ここで、赤身も食べてみたい。


二号店があるみたいで、二号店の方が綺麗らしく、普通の肉と上肉を分けているみたい。
本店は、全てが上肉で統一されているみたい。

それなら、本店で昭和の雰囲気を味わいながらの焼肉がイイ。



北新地の老舗「さつま」が上品なら「大番」はワイルドな焼肉かな。

北新地、焼肉「さつま」の記事はこちらから









  1. 2015/01/15(木) 19:39:17|
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AZ/ビーフン東 / 大阪 西天満

ビーフン東 / 大阪 西天満

az (5)

夜の店名は「AZ」
昼の店名は「ビーフン東」

ややこしいw



東京から帰ってきて、大阪で復活。
当時、TVなんかで話題になってたので、早く行きたかったんですが、ようやく行けました。

神戸の健民のビーフンと大阪のビーフン東と食べ比べをしたかったんですよね。



2号線から南側へ少し入った所の地下一階。
階段にはシャンパンや昨年話題になっていた自然派のワインの空瓶が、置いてある。

ワインを飲みながら、ゆっくりとしたいとこですが、閉店30分前なので やめときます。




az (3)

閉店間際だったので、貸切状態。

シンプルでスタイリッシュな店内。
壁側にはカーテンレールが走らせてあるから、カーテンで仕切ると個室もつくれる。




az (6)

昼のランチはビーフンとバーツァン(中華ちまき)

ビーフンは焼きビーフンと汁ビーフンを選べるけど、ビーフンといえば「焼きビーフン」を選んでしまう。

神戸の「健民の焼きビーフン」が、脳内に刷り込まれているもんね。



スープは、汁ビーフンのスープでアッサリ。




az (7)

「焼きビーフン」

ビーフンの上には、豚肉、キャベツ、もやしを炒めた物がたっぷりと乗っている。

麺は、ボソッとしてザクザクとした感じ。
素朴で優しい味付け。

健民ダイニングの焼きビーフンは、しっかりとした味付けがされていて調味料と油がしっかりと使用されている印象。そらとは、うってかわってビーフン東さんは、ナチュラルな味付けで素材の持ち味をストレートに伝えようとしている。

丁寧な仕事ぶりです。




az (1)

「醤油、にんにく醤油」

最初に醤油を少し垂らしてみる。
香りが良くなった。

にんにく醤油を垂らしてみる。
コクが出てきた。

これだけ、シンプルに作っているけど、なかなか家庭では再現できない。
健民ダイニングのジャンキーな焼きビーフンと比べても面白いかも。



どっちも食べ比べしても面白いかもね。




az (9)

「バーツァン」

デカっ!!

笹の葉の香りの付いたバーツァン。
艶艶でキメの細かいモチ肌美人!
そして香り高い。

何気に、隣にあるザーサイも旨い。




az (8)

並べて大きさを比較しても、かなりの大きさ!




az (2)

コリャ旨い!

この餅米自体が美味しい!
色程醤油辛くなく、あっさりしていて食べやすい。

チャーシュー、鶏肉、ピーナッツ、うずらの卵などなど具沢山。どの具材も醤油ダレで炊き込まれていて、具材だけでもしっとりと旨い!



お持ち帰りしたいw







  1. 2015/01/13(火) 22:51:16|
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番屋 燁(Banya‐HANA) / 大阪 堺筋本町

番屋 燁(Banya‐HANA) / 大阪 堺筋本町

曄201412 (4)

メゾンなヘアサロンへ行くとポイントが貯まっていたみたいで、ヘアエステを初めてしてみた。
薬草で泥パックみたいなのをして、マッサージをしてもらったけど超絶気持ちよかった!
寝てしまうぐらい気持ちよかったな〜。
頭皮をマッサージすると硬くなっていた頭皮が柔らかくなり血行が促進する。
頭皮が硬いと抜け毛の原因になるみたいなので、お風呂でもマッサージをした方がいいみたいですね。
頭を洗って、綺麗にしてから、指の腹を頭皮に押さえつけて、上下に動かすだけ。

カットが終わって、前から気になっていた居酒屋に予約の電話を入れてみる。

すんなり予約ができて良かった。

思いのほか、早く終わったので心斎橋から堺筋本町まで歩きましょか。
髪を短くしすぎたのか、冬の寒さが頭にしみるw



店の暖簾をくぐるとコの字型のカウンター。
まだ早い時間、左側の席に一組いる。

何処に座るか考えて、まな板が置いてある右側の席の奥に座る。
この席は、少し隙間風が入ってきているのか、少し肌寒い。




セロリ土佐酢漬け
曄201412 (5)

セロリのシャキシャキ感を残してある。
土佐酢の程よい柔らかな酸味と出汁の香りが堪らん。

ビール片手に最高。




お造り
曄201412 (6)

目の前で、仕込みがてら、魚をさばく。
このライブ感がイイね!

本日のオススメなどを聞きながら、会話をして決める。



1人なので、少しだけ刺身を盛ってもらった。

横輪の炙り(山口)
皮目を炙って香ばしく、解けだしそうな脂と横輪の繊細さが口の中で、とろけだす。

鯛(愛媛)
しなやかな身で、旨味ものっている。

シマアジ(愛媛)
関アジと同じ豊予海峡で獲れたアジで、帰る港が大分県か愛媛県の違いだけ。
ブランドが無いだけで、お手頃なのに同じ味。
そして、風味がかなり良い。



良質な魚を良い状態で提供してくれている。
好印象!




風の森
曄201412 (7)

奈良の好きな酒。

甘い香り。
甘味があるのに軽やかに喉を通るのが憎い。

旨い魚には酒が必要。




生雲丹ローストビーフ
曄201412 (8)

1人だったのでハーフで作ってもらった。

赤身の旨味、雲丹の甘味がスパーク!





不老泉
曄201412 (9)

相談をしながら冷蔵庫の奥から出してくれた。

不老泉 山廃純米吟醸
備前雄町 生原酒

香りもよく、旨味たっぷり。




イカの塩辛
曄201412 (10)

目の前で作っていたイカの塩辛。
味見をしながら完成させていくのを見ると食べたくなる。

馴染んでいないかもしれないが、出来たてでフレッシュなイカは肝も新鮮で、それはそれで旨い。

原材料はイカ、肝、塩辛、柚子のみ!
余分な物は必要ありません。

お上品で酒を飲ませる。



持ち帰って家で酒をちびちびやりながら摘まみたいもんです。



店主と居酒屋の話で盛り上がる。




山形正宗
曄201412 (11)

冷蔵庫の奥から取り出してくれた一升瓶。

山形政宗の純米吟醸「うすにごり」。
爽やかなフレッシュ感と旨味を兼ね備えている。





南蛮漬け・鶏肝
曄201412 (12)

南蛮漬けもお上品。

鶏肝!
このねっとり感は、まさに和製フォアグラ!
こりゃ旨い!




野菜の天ぷら盛り合わせ・魚介のおかき揚げ
曄201412 (13)

魚介のおかき揚げって何か聞いてみる。

どうやらフライのようだ。



野菜の天ぷらと、魚介のおかき揚げの何方を食べるか、死ぬほど悩む。

悩みすぎて、店主がハーフで相盛りにすることを提案してくれました。
ありがとうございます。



野菜の天ぷら盛り合わせ
椎茸、長芋、蓮根、ピーマン

薄い衣でライトで旨い。



魚貝のおかき揚げ
帆立、鯛のフライ。

細かな衣。
熱々サックサクでフッワフワ。




鯖寿司
曄201412 (1)

鯖が薄く見えるけど、全体的にサイズが大きいだけ。
十分に肉厚で鯖寿司は、おむすびサイズの大きさ。

表面が炙られている。
上にちょこんと乗っているのは、柚子胡椒。

浅めに付けられた鯖で、京都のお上品な鯖寿司とは方向性が違う。
フレッシュでガツンとくる。

胃袋も満足する鯖寿司。

京都の有名鯖寿司は好きやけど、コレはこれでアリ!



鮨屋出身の店主は、魚の事を よう知ったはります。

さすが、一汁二菜のうえのさんの居酒屋です。
間違いないですね。




曄201412 (2)

クリスマス時期の御堂筋を通過。




曄201412 (3)

ハイボールをサクッと飲んで帰りましょか。






  1. 2015/01/10(土) 00:33:18|
  2. 居酒屋
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大黒屋 / 大阪 なんば

大黒 / 大阪 なんば

大黒201412 (6)

創業明治35年。といってもピンとこないですね。
1902年からやっている「大黒屋」さんは、100年以上も大阪で食堂をされています。

前から興味があったけど、ご縁があって ようやく行くことができました。
三時から約束があって、なんば駅に二時過ぎに到着。
遅めの昼ご飯。

しかし、よう流行っていますね。
大きなテーブルが二つあって、数組が相席。




大黒201412 (5)

店に入って、まず目に入ったのが右手にある御手洗い。
御手洗いだからってトイレじゃない。
昔ながらの店で、たまに見かける風景。
外から入ってきて、手の汚れを落とす為に備え付けられてある。
最近の店では見かけませんもんね。



奥の席に座ったら、他のお客さんの上着をお尻で踏んでしまっていた・・・
スンマセン。




大黒201412 (4)

さすが大黒屋さん。
大黒様がいらっしゃいます。

大黒天は、米俵の上に乗って、福袋と打ち出の小槌を持っている神様。
食物と財福を司る神様なので、食べ歩きとリンクして縁起がいいですねw

「大黒屋」ええ店名ですね。




大黒201412 (7)

名物の「かやくご飯」を註文。

かす汁は売り切れ・・・
蛤の赤出汁に切り替える。

カレイの煮付けを註文。



かやくご飯がメインで、魚や小鉢が揃う。
小鉢なんかを肴に一杯やるのも良さそうだ。



待てど暮らせど、なかなか出てこない。
一から作ってるのかと思うぐらい出てこない。

空腹感と期待感が高まる。




大黒201412 (1)

30分近く待ってようやく出てきた「かやくご飯」

かやく御飯って、火薬じゃないんですね。
薬味を加えるから加薬御飯になったみたいです。

大黒屋の加薬御飯には、細かく刻まれた野菜などをお出汁で炊いています。

細かく刻まれた薬味がほのかに存在を表す。
優しく香ってくる。

お出汁と米粒の立ち具合などもええ感じ。

ちゃんとしたお出汁で米を炊く「かやくご飯」って関西の食文化を象徴すると思う。
家とかで便利な炊き込みご飯の元とか味が濃くて美味しいものとかあるけど、大黒屋さんは素朴だけど病みつきになる「かやくご飯」かな。

たまに食べたくなる。
そんな「かやくご飯」ってのもイイね!

ジワジワとくるw



かす汁が目当てやったけど売り切れで、蛤の赤出汁にしたけど、これはコレでお出汁が効いてて美味しかった。
蛤は一つだけ入ってたけど、ええ仕事しています。

関西人はお出汁に弱い。
いや、日本国民はお出汁に弱い。

旨いと感じたらお客さんが長く付きますもんね。



他の人と大人数で相席なので、賑やかな食卓みたいになってますw




大黒201412 (8)

かやくご飯のお供の「かれいの煮付け」

このカレイの煮付け美味しいです!

かなり大きくて肉厚な鰈。
箸を通すと綺麗に身が離れてプリップリ。
ええ煮具合。

甘めの煮タレも程よくしゅんでいて旨い!



道頓堀川のアメリカ村の方に大黒橋ってありますよね。
あの橋も今では綺麗に作りかえられましたが、歴史が古い橋です。

大黒天の御加護で末長く続いてほしい御飯屋です。




今日のカメラはミラーレス。
最近のミラーレスはタッチパネルでピントが合わせれるのと、単焦点レンズも近くまで寄れるから超便利です。






  1. 2015/01/08(木) 23:26:54|
  2. 食堂
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KITANO SCANDAL(キタノ スキャンダル) / 神戸 ハンター坂

KITANO SCANDAL(キタノ スキャンダル) / 神戸 ハンター坂

SCANDAL201512 (5)

とある人から、オススメのBARを教えてもらっていたので、行ってみた。

ハンター坂を登った左手にあるBAR。
この界隈は、お洒落なBARが多く、昔は片っ端から行っていたのを思い出す。

そういえば、この店知ってる。
ドアも触った事がある。
しかし、老舗の雰囲気でビビってしまって、結局ドアを開けずじまいだった。

これも何かの縁。
そこそこ酔ってると気兼ねなく入れますw




SCANDAL201512 (2)

店に入ると、左手にカウンター席、右手にソファ席。

思っていたよりも大きな箱ですが、優雅な雰囲気で客筋が良さそう。

素敵な空気感。




SCANDAL201512 (4)

「ハイボール」

スコッチでオススメをお願いしました。

デュワーズ。

優しいタイプのハイボール。
相変わらず華やかなスコッチです。



ハイボールって、デュワーズが発案者っていう伝説があるくらいですもんね。




SCANDAL201512 (1)

マスターの動きが、かなり機敏。
しかも無駄がない。

そこそこ客が入っているにも関わらず、凄まじい勢いで的確な作業をこなしている。

マスターが1人で店を回している姿は見ものです。




SCANDAL201512 (3)

「ジンソーダ」

キングスバリーのジン。
ヴィクトリアン・バット

キングスバリーって、シングルモルトのボトラーズのウイスキー以外にジンも作ってたんですね。

スパイシーで華やかな香り!
このジン旨い。



ええBARです。



ジン美味しいなぁ〜♡

神戸にもジンを揃えているBARが出来たみたいやし、今度覗いてみましょかね。




後日、キタノ・スキャンダルに行ってきて、良かった事を三宮のとあるBARのマスターと話をしました。

とあるBARのマスターは、スキャンダルのマスターと仲が良く一緒に飲みにいく仲間みたいで、スキャンダルのマスターの話を聞かせてくれた。

仕事に対してのプロ意識が強く、珍しいウイスキーも揃えているらしい。
スキャンダルのマスターは、声がかすれているのですが、交通事故で喉を怪我さらて、危篤状態から復帰されたみたいで、凄まじい生命力と話されていました。

また、行ってみよっと。






  1. 2015/01/07(水) 19:44:41|
  2. BAR
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BAR YANAGASE / 神戸 北野

BAR YANAGASE / 神戸 北野

ヤナガセ201412 (8)

地方へ行くと神戸のBARの話になる。

そして、バーテンダーさんのが口を揃えて真っ先に出てくる名前が「BAR YANAGASE」
プロがみる神戸のBARといえば、BARヤナガセさんになっているんですよね。




ヤナガセ201412 (11)

神戸を代表する老舗のBAR。

洋館の階段を登った二階のドアを開けるとオーセンティックなBARの風景。



ヤナガセ201412 (4)

そんな神戸を代表するBARヤナガセさんのイメージは、「硬派」です。
綺麗に保たれている店内とバーカウンター。
スタッフの皆さんの髪型はオールバックで、白バーコートが眩しい。
カクテルも基本に忠実に作られていて、まさに硬派という言葉がピッタリ。

優しいオーラに包まれたマスターの中泉さん。
さりげない心使いなど、素敵なお爺ちゃん。




ヤナガセ201412 (3)

そして、なんといっても このBARの一番の魅力は「暖炉」でしょう。
冬になるとお客さんが来る前に、店を暖めるため暖炉の薪に火が灯される。

バーカウンターの奥の席に座ると、暖炉の火で背中が暖かい。
普段とは違う特別な感覚になる。

私が好きな時間は、早めの時間に行って、他にお客さんがいない状態の楽しむ時間ぎ好き。
静かな空間に薪が燃える音が響く。





ヤナガセ201412 (2)

「ハイボール」

カクテルなど、現在は村井さんが作ってはります。

このグラスは、松山の「BAR露口」さんと同じタイプのグラスだ。
ただ、サイズが違う。
ヤナガセさんのグラスは、10オンス。
露口さんのグラスは、8オンス。

少し大きく感じたグラス。
しかし、このサイズが一般的。
BAR露口さんが少し小さいだけなのにね。



ニッカウイスキーの珍しいボトルで作ってくれました。

濃い目のハイボール。
柔らかい泡。
甘味と香りがエエ感じ。



グラスの事で村井さんにいろいろお聞きしました。
この型のグラスの名前は「袴」と呼ばれていて、伝統的な型のものらしい。

もう廃盤らしいです。
この店でも大切に使っているみたいですね。

もしかしたら、「BAR露口」さんと同じ会社のグラスかもしれませんね。
そう考えると浪漫を感じます。




ヤナガセ201412 (7)

綺麗なバックBARを見ているだけで、静かに時間が過ぎてゆく。

得意なカクテルを飲んでみたい。
そう聞くと、シンプルなものが得意らしく、フィズを勧められた。




ヤナガセ201412 (6)

「ジンフィズ」

BAR好きの人は、色んな店でジンフィズ飲んでみて、あの店はどうだ、この店はこうだと言う。
お酒を飲みにきて、このジンフィズは不味いと言いながら飲むのは、勿体無い。
其々の店で拘りのカクテルをバーテンダーさんが作っているのだから、ジンフィズを純粋に楽しむ方が良いと言う村井さん。



そんな村井さんの作るジンフィズは、綺麗だ。

見た目と同様に綺麗な味。
ジンの風味に さりげなくレモンの酸味とシロップの甘味。



前回は成田一徹が愛してやまなかったジン・リッキーを飲んだけど、ジンフィズもいいもんです。




ヤナガセ201412 (5)

もう一杯は、ショートカクテルをお願いした。

勢いよく振られるシェイカー。




ヤナガセ201412 (9)

「ギムレット」

飲みやすい、ちょうどええ量です。

しっかりと強めのジン、ライムがキュッと締めてくれる。
これも綺麗な味。



そう、綺麗な味。

きっと、村井さんの人柄なのだろう。




二十一時を過ぎると一気に満席になった、そろそろ出ましょうか。



ヤナガセ201412 (1)

暖炉が有ると背中が温もる。
背中が温もると、心が穏やかになる。

こんなに居心地の良いBARは、なかなかありません。




前回のヤナガセさん





  1. 2015/01/06(火) 22:17:02|
  2. BAR
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チッチャ / 神戸 加納町

チッチャ / 神戸 加納町

DSC_4074.jpg

友人が神戸のデートで、イタリアンに行きたいと言ってたので紹介しました。

予約の電話をすると、自然と最近行っていない話になる・・・

そういえば1年ほど・・・

私も予約をしますよw



ここのアンティパストとプリモが好み。
ワインを飲みながらチビチビと摘まむのが楽しみ。



あっ!
友人から大満足の連絡がありました。



楽しみになってきた。



チッチャ201412 (3)

ルッコラのサラダ

鮮烈な香り!
薄くスライスしたパルミジャーノのコクがアクセント。

スパークリングがすすむね。



一つのメニューが二人分の分量。
1人でも相談すれば何とかしてくれます。

チッチャ201412 (4)

マルセル・リショーのロゼをボトルで

好きなリショーのロゼ。
コッテリなロゼ。

魚介類をメインにオーダーをしたので、何にでも合いそう。



カウンターを改造してる。
作業風景が見えにくくなった。

チッチャ201412 (5)

蟹味噌のバーニャカウダ仕立て

バーニャカウダのソースに蟹味噌を混ぜると、蟹味噌のコクが合わさって、蟹味噌カウダーに変身するのである。

普通のバーニャカウダのソースも旨かったのに、蟹味噌を加えるのは罪。

クリスマス仕様のスペシャルメニュー。
この日は12月の半ばぐらいやけどねw



後ろの玉ねぎのローストが、甘味大爆発で火加減も絶妙!
玉ねぎのアールをスプーンにして蟹味噌カウダーをすくう。

アカン、ウ・マ・ス・ギちゃん♡



少し食べにくいですけどねw
それは、旨さがカヴァー。




チッチャ201412 (7)

ビュティフォ〜

蟹の赤とホタテ、カブが白でクリスマス。
カブの白がレフ盤になっていて、蟹の赤さが引き立つ。

食べ方は自由。
ズワイガニは細かくカットされていて、カブをお皿にして、蟹の上に蟹味噌カウダーを垂らして、手で丸めて食べてみた。

蟹の甘味と蟹味噌カウダーのコクが素敵♡
薄くスライスされたカブも瑞々しくてええ感じ。



ホタテも艶艶。
弾力感も抜群!




チッチャ201412 (8)

北海道産甘えびのカチュッコ仕立て
(サフランをきかせた魚介のダシのソース)

コレ好き!

カチュッコって、ズッパの事。
港町の料理で魚のトマト煮。
しかし、このサフランの香りとダシの旨味が強いこと。

かなり、エネルギッシュ!
旨味の力が、みなぎる。

タリアテッレも昼に手作りしてたパスタ生地です。
昼に顔を出すと、パスタ作っていますもんね。

こりゃ、薄旨のダシ系の赤ワインとか合いそう。
しかし、リショーのロゼは万能ですね。
メチャ合う!



魚介系のダシの引き出し方が好み。




チッチャ201412 (1)

宮城県産白子と丹波有機栽培の里芋のロースト
スーゴディカルネ・トリュフと一緒に

グリンとした白子ちゃんの表面が炙られていて、トロリとした熱い白子が溶け出してくる。
甘いソースと絡み合うと官能的。

里芋は、ペーストにしたものを丸めて焼いている。



白子もリショーのロゼにバッチリあうね。




チッチャ201412 (2)

チーズ

ウォッシュが好み。
真ん中の栗のジャムは苦手w



デザートにグラスワインをもらう。
アルザスの白ワイン。
マルク・テンペ
6種類の品種をブレンドしてある変わりもの。
華やかで複雑。
甘い香りにうっとりするけど、飲んでみると甘くなく、体にスーッと入ってくる。



店はトラットリアの雰囲気だけど、レストランに近い食事を楽しめるギャップがおもしろい。

どの料理にも、ひと手間が加えてある。
イタリアンやけど、ちゃんとソースも作っているしね。

ええ店と思います。



あっ!
前より、素材が良くなってるように感じた。
まぁ、その分お値段もええ値段。



個人的には、前菜2皿、パスタ2皿で好きに食べたい。


加納町の天才
青木シェフ。
早い時間やと、大忙しの2時間制なので、遅めの時間にのんびり行くのもオススメ。


前回のチッチャ

前々回のチッチャ




  1. 2015/01/05(月) 21:48:50|
  2. イタリアン
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新年

新年開けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

神戸から大阪の阪神間をメインに食べ歩きをしてきて、大阪と神戸を比べてきましたが、今年は京都も入れて京阪神間に範囲を広げて、食べ歩きをしようと たくらんでおります。

目標は、「月に一回京都」

神戸、大阪、京都、食文化に触れて、其々の良さを自分なりに比較し判断をして楽しみたいと考えています。



外食は塩分が豊富なので、健康管理に気を使って大病をしない食生活にも心掛けようと思います。
病気をすると食事の制限がかかってしまいますしね。

「食道楽」が理念なので、今年も一食一食を楽しみます。





  1. 2015/01/01(木) 23:10:52|
  2. 未分類
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